愛犬のおもちゃ選びで知っておきたいこと

愛犬のおもちゃを買う時に、気を付けたい点というのはどのような点でしょうか。まずここで大切なのは、当然ですが「犬用の」おもちゃに限定することです。人間用のおもちゃの場合、あまり小さいと誤って飲み込んだりすることもありますので、仮に愛犬が興味を示しても、絶対に与えてはいけません。また古い靴やスリッパ、あるいは衣服などをおもちゃ代わりにすると、靴やスリッパや服は、どんなものでもおもちゃにしていいと犬は考えてしまいます。

また人間の手にじゃれさせたり、犬に追いかけさせたりすると、人間がおもちゃだと思い込むようになりますので、遊ぶときは必ずおもちゃを使うようにしましょう。ところでそのおもちゃですが、年齢や犬種によっても違って来ます。子犬や老犬には、噛んでも特に負担にならないよう、柔らかい素材のおもちゃを与えるといいでしょう。特に子犬は歯が生え代わる時期は、色々なものを噛みたがります。こういう時におもちゃを与えておくと、甘噛み、あるいは家具を噛んでぼろぼろにしてしまうことを未然に防止できます。

それから成犬は体力があるので、運動効果もあるロープやボールを使って遊ばせるといいでしょう。その他には知育玩具の一種である、おやつが入ったおもちゃもいいでしょう。転がすことでおやつが出て来るので、ひとりで遊ばせる時には便利です。留守番をさせる時にもお勧めです。留守番の時は、知育パズルなどもいいでしょう。また同じ犬でも大きさによって、おもちゃそのもののサイズが異なります。

大型犬に小型犬のおもちゃを与えると、誤飲してしまうことがありますし、その逆の場合もうまく遊べず、かえってストレスがたまりがちになるので、購入する時には大きさに気を付けましょう。また1つのおもちゃばかりで遊ばせると、犬も飽きてしまいます。複数のおもちゃを準備して、日替わりで使うといいでしょう。またおもちゃは常に清潔に保つようにして、破損がないかもきちんと確認するようにしてください。