愛犬との散歩で糖尿病に負けない体づくり
犬を飼って良かったことは、毎日欠かさず、楽しく散歩することができたことです。犬を飼う前に、母は糖尿病の診断を受け、食事制限と運動が必要になりました。食事は、父が行っている家庭菜園の野菜を調理した料理が中心です。薄味でも、野菜をたっぷり食べることで満足感を得られています。運動は、犬を飼ってたくさん散歩をしようということになりました。母は、散歩が好きでした。しかし、一人で歩くのは長続きしないし、楽しくありません。新しい家族となった愛犬は、母の良き相棒となって、毎日一緒に歩く生活が始まりました。
わが家に来たのは、生後1か月の時です。広報誌に、犬の赤ちゃんが生まれたので誰かいりませんか?と載っていたのを母が見つけました。連絡をすると、生まれた子犬は3匹で、3匹から選んでくださいと家まで連れてきてくれました。母はその中の、耳が立っていて困った顔をしていた子を選びました。
散歩に行けるようになってからは、毎日2回母との散歩が始まりました。朝8時ごろと夕方の4時ごろです。1回あたり30分から1時間ほどかけて土手や田んぼ道を歩きます。時には愛犬のお友達と一緒に散歩に行き、仲良く走り回ったり、おやつを食べたりしました。犬と一緒なので、散歩の時間は短く感じます。トイレは必ず外でしていたため、雨の日も寒い日も、毎日散歩に行きました。無理なく糖尿病と向き合うことができています。
母は毎日欠かさず散歩に行っていましたが、父も愛犬との散歩を楽しんでいました。父は朝の5時に起きて散歩に行きます。6時には家に戻ってきて、支度をして会社に行きます。会社から帰ってきて、夜の9時頃に散歩に行くこともありました。休日は1日3時間歩きます。
父はお酒が好きでしたが、メタボ以外の健康診断の結果は問題ありませんでした。愛犬との散歩が両親の体を健康に導いてくれているように感じています。愛犬の存在は、楽しい時間を持てるだけでなく、健康な体づくりに役立っています。